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関東で装備やってます。PJメインで他にODAとレンジャー。完全再現を目指したいけどお金がない…。
サバゲ―はあんまり行きません。タイミングなくてお座敷で満足しています。
現代であればミリタリーネタ全般好きです。

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Posted by ミリタリーブログ at

2018年11月28日

L4G24とシュラウドの話

全然更新できなくて申し訳ない…。ミリフォトも話す内容もたくさんあるんですが、いかんせん時間がないという。
最低ひと月一更新以上をしたいと思っていますが、なかなかそう上手くは行かず、人生大変。



今回の記事はEvoluton GearのL4G24に関してです。
結構前に買っていましたがレビューすることもないかなと思って放置していました。が、ちょっと面白いことを発見したのでお伝えしたいと思います。

はい、これがEvolution Gear製L4G24マウントです。購入先はみんな大好きミルフリークスさん。
色は最近のロットに近いらしい色が濃い目のゴールドという感じ。
実物のWilcoxL4G24はかなり長い年月製造しているせいか、ロットによってかなり色が違うと有名です。

このEG製L4G24、アルミニウムでできているのでレプリカとは思えないほど頑丈。可動部もひっかかりなくスムーズに動き、耐久性もそこそことレプリカにすれば申し分ありません。やはりレプでも金属製のほうがいいですね。
お値段もこのクオリティと実物の値段を考えたら満足できるレベルでしょう。



さて、レプリカのマウントでいっつも問題となるのはシュラウドとの相性です。こちらは以前から持っていたFMA製L4G24。こちらも金属製です。
そして横にあるのはエマーソン製のバリスティックヘルメットとそれに付属していたVASシュラウドです。

ご覧の通りちゃんと装着できます。ほんの少しガタつきますが、まあ許容できる範囲内でしょう。
問題は今回のEG製L4G24です。残念ながらエマーソンのVASシュラウドには装着できず…。

一方こちらはFMA製マリタイムヘルメット。そして実物OpsCore製のスケルトンシュラウドです。この実物スケルトンシュラウドにFMA製L4G24を装着しようとすると、できませんF○ck!!
そもそもこのスケルトンシュラウドを買った理由は、元々マリタイムに付属してきたVASシュラウドに何故か同じメーカーのL4G24が装着できなかったからであります。なのでわざわざ実物のシュラウドを取り寄せたというのに受けた仕打ちがこれです、世界は冷たい。

しかしこちらEG製L4G24は実物シュラウドにぴったりはまりました、やったぜ。こちらもほんの少しガタつきますが全然許容範囲内です。むしろFMAとエマーソンの組み合わせよりガッチリしています。実物にしっかりはまるというのは素晴らしいことです。
ちなみに、友人の例ですがEGのシュラウドとEGのマウントは本当にピッタリという感じでした。ここら辺は高評価ポイント。

まさか装着できるとは思っていなかったので、一緒に買っておいたEvolution Gear製スケルトンシュラウドが無駄になりました。
このシュラウド実は相当な曲者で、レプリカなくせして実物ヘルメットに装着することを前提にしているのかネジの長さが長いのです。なのでギリギリまでネジを締めてもシュラウド浮きます、友人はこれで泣きました。


ということでご覧の通りマウントとシュラウドの相性は一筋縄ではいきません。レプリカということで個体差も著しく、友人のFMAマリタイムヘルメットに付属してきたVASシュラウドにはFMAのL4G24がぴったりとはまりました。逆にEG製L4g24でも実物シュラウドにはまらない例もたくさんある事でしょう。



ついでなのでPVS-31のレプリカとL4G24の相性の話もします。
自分が持っているPVS-31はFMA製とEG製の二つです。
FMA製のPVS-31はもちろんFMA製のL4G24に装着できます。またEG製のPVS-31もFMAのL4G24には装着できました。
問題はEG製のPVS-31でございます。こいつなんと同メーカーなくせしてEG製のL4G24にぴったりはまらないんです。装着というか乗っけることはできるんですが、ロックがかからない。恐らくPVS-31の接続部分がL4G24の接続部分に比べて大きいのが原因だと思います。
ですがFMA製のL4G24にはちゃんと装着できるんですねえ。つまりこの点においてはEG製L4G24の接続部分が微妙に小さいのが問題だと言えます。いい加減にしてくれ。



以上です。愚痴みたいなレビューになりましたが、これからNVG関係をレプで揃えようと思っている方々に少しでも参考になれば幸いです。とにかく「個体差」!!この3文字に泣くこともあれば笑うこともあります。
ヘルメットアクセサリーは結構目立つ部分でビシッと決められれば無茶苦茶カッコイイので諦めないでください。

あ、もちろん全部実物で揃えれば絶対にばっちりはまります(白目)。シュラウドは比較的安いですがマウントは本国でも400ドル以上、NVに至ってはITARの規制に加えて車が買える値段をぶっこむ覚悟が必要です。できる富裕層の方々は是非挑戦してください、責任は負いかねますので。

それでは。
  
タグ :装備紹介


Posted by POPE at 11:53Comments(2)装備紹介

2018年03月26日

レプリカPVS-31 比較

Cryeが価格改定を実施しました。ほとんどの製品が値上げされていますが、JPCなど一部の製品は安くなっているそうです。
特にJPCは250ドル弱から210ドルほどに、JPC2.0に至っては300ドル越えから価格改定前のJPCより安い242ドル弱になっています。
Cryeから購入しようとする人は狙い目ですし、国内のショップでもそのうち安くなると思います。逆に値上げした製品は今のうちに買っておくことをお勧めします。



暗視ゴーグルで今一番の流行はやはりPVS-31でしょう。
ゼロダークサーティの頃はGPNVGがこれでもかというほど流行りましたが、実物が非常に高価なこともあり使える部隊が限られます。それと4眼は重いです。
反面PVS-15の後継として配備されているPVS-31は全軍の特殊部隊で使用が確認されています。従来の暗視ゴーグルと違い筒が独立したビノキュラスは、片目だけにすることもできれば大きく開いてすぐに装着することもできるという優れものです。

そのPVS-31のレプリカ、今市場に出回っているのは2種類です。一つはFMA(Arrow Dynamic)製。もう一つはEvolution Gear製です。
今回その二つをどっちも入手したのでこの二つの比較を行いたいと思います。それぞれの詳細は他の方たちが既に書いているのでそちらを参照してください。あくまで比較記事です。
購入先はどちらも香港のJKArmy。FMAは送料無料セールの時に、EGはブラックフライデーセールの時に入手しました。


まずは箱から。

左がEG。右がFMAです。EGはレプリカの箱としてはごく標準でしょう。FMAが力を入れすぎているだけです。

開封するとこんな感じ。EGは一回開けているので当初どんな風に入っていたか覚えていませんが、付属品は失くしていません。
FMAはスポンジに入っているおかげで最初に入っていた形まんまだと思います。

まずはFMAから。JKArmyではFMA製と書いてありましたが、国内のショップを見ると全く同じものがArrow Dynamic製と書いてあります。謎です。版権の関係ですかね?
PVS-31本体とバッテリーパック、その二つを繋ぐコードが入っています。

本体の接眼部はこのようになっています。ただの青いレンズがはめられているだけなのであまり視界はよくありません。

PVS-31の醍醐味、めいっぱい開きます。

バッテリーボックスです。上の蓋もちゃんと開くので中に電池を入れられます。カウンターウェイトですね。
それと実物はバッテリーボックスにIRストロボの機能があるそうなんですが、そのスイッチが左下にあります。これも可動します、ストロボ機能はありませんが。

残念ポイント。ケーブルはL字コネクタではなくストレートです。なぜストレートで作ってしまったのか…。いや実物にも存在するんですが、圧倒的に数が少ないという。

FMAのこの箱は色々使えそうです。中のスポンジを入れ替えてたらピストルが2丁ほど入るサイズ。


お次はEG。
構成は同じです。本隊とバッテリーボックス、それとケーブル。

接眼部も特に変わりありません。そりゃベースにしているものが一緒なので違いがないのは当たり前。

こっちもグイっと開きます。ミリフォトでPVS-31かどうか判断する時に、この開き方を基準にすると分かりやすいです。

バッテリーボックス。こちらも蓋を開けることができ、IRストロボのスイッチが動きます。

ケーブルは実物に忠実。L字コネクタになっています。差し込むときもシャコッとはまるので気持ちいいです。

こちらのケーブルにはBNVDの文字がプリントされています。

では二つを並べてみましょう。

左がFMA、右がEGです。大きさは特に変わりませんが、重さはかなり違います。FMAの方が重いです。その分FMAの方が作りがしっかりしている感じがあります。

接眼部から。こちらも作りは変わりません。が、EGのほうは電池を入れるとレンズが緑色に発光するそうです。ボタン電池を本体に入れます。自分は調達がめんどくさくて光らせてません。

開いても特に変わりありません。ここまで開くとNVGを上げたときに重心が頭の中心の方に来るので多少重さが緩和されます。

レンズはどちらも青くなっています。実物も青いのでそれを再現しているのでしょう。若干EGの青の方が濃いです。

バッテリーボックスはEGの方が若干大きいですね、並べないとわからないレベルですが。構造自体は変わりません。

ケーブルはEGの方が長いです。しかし、長ければ良いということではありませんでした…。

ヘルメットに装着するとこのようになります。これはFMA製。L4G24マウントもFMA製なのでばっちりはまります。
ただ、コネクタがストレートなせいでNVGを開くとケーブルと干渉します。

こちらはEG製。FMAのマウントでも問題なく付きました。
ええ、ケーブルが長すぎるんです。普通にヘルメットに這わせようとすると工夫が必要です。
ケーブルに何かしらが引っかかってバッテリーボックスを落とす事態とか考えるだけで怖い。


以上です。
FMA製の方が構造は良さそうです。その分重いので頭に負担がかかります。
EGは軽いんですが、そのせいかちょっと不安になる構造です。
このようにコネクタを取る時、バッテリーボックスの接続部が一緒にすっぽ抜けたりします。でもこれは接続部を接着剤かなにかで留めればいいので大きな問題ではありません。コネクタ部分が金属製で、レンズも発光もするのでリアルさではEGが圧倒的でしょう。

全体的に見ればどちらも良く出来ています。レプリカでこのクオリティというのはかなり良い部類に入るのではないでしょうか。
じゃあどっちを買えばいいの?という話ですが、自分としてはEGの方をお勧めします。若干値は張りますが、発光ギミックやL字コネクタなど値段相応の満足感は得ることができます。
ですが、FMAのほうも今は色んなオプションが出ているのでコネクタを交換したり、発光ギミックが特にいらないのであれば十分選択肢に入ると思います。何より1万を切っていてあの箱まで付属してくるというのはかなり魅力的でしょう。
特殊やられている方は1つ手に入れておいて損はないアイテムです。

ところでこれはつい先日の321st STSの写真ですが、ヘルメットに付いているPVS-31のバッテリーボックスを見てください。マルチカムカラーのボックスです。FMAがレプリカで出しているのは知っていましたが実物は久しぶりに見ました。使われているんですねえ。
  
タグ :装備紹介


Posted by POPE at 15:02Comments(4)装備紹介

2018年01月22日

レンジャーアイテム

毎年恒例、西普連の派米訓練が始まりました。自衛隊と違って米軍は積極的に動画や画像を公開してくれるので、とても面白い画像が次から次へと出てきます。
気になる人はこちらからどうぞ。なんかタクトレみたいなことやっててカッコイイです。陸自の方はみんな拳銃を装備しているのも興味深い。


さて、年末から年始にかけて色々装備を拡充しました。本当は前々から買ってはいたんですけど受け取りが結局年始になってしまったという感じですが。
ということで拡充した装備のうち特にレンジャーに関係あるアイテムを紹介していこうと思います。


一つ目はEagleのダンプポーチ。
よく見る1000Dではなく500Dの方です。たぶん支給されているのも500Dの方だと思うんですけど、ちょっと確証がありません。

裏側はこんな感じ。3本のベルトループと、巻き上げたときに使うベルクロがあります。
外観はモールが付いている以外はCSMのダンプポーチと全く一緒です。

中はこのようになっています。シャーピーとか挟めそうなゴムがありますが、何を挟むんだろう?
ドローコードで口を絞れます。他メーカーのダンプポーチも同じですね。

タグです。DP-RU-MS-5CCA。メイドインドミニカ共和国です。
他のイーグルのポーチはだいたいメイドインUSAなのになぜこれだけドミニカンなのか。

構造は二重になっています。どっちにもイーグルお馴染みの水抜き用の穴が空いています。
この二重構造のおかげか、かなりしっかりした作りです。

以下使用例。
トラックに乗り込む隊員が装着。

こちらの隊員は巻き上げています。

お次はOps-Coreのヘルメットカバー。
バリスティック用のヘルメットカバーは持っていたんですが、レンジャーは基本マリタイム。ということで調達しました。
バッテリーポーチは付いておりません。PVS-31のバッテリーボックスだと横からコードが伸びるので使えないんです。完全にANVIS用ですね。
First SpearとかTYRとかからもマリタイム用のヘルメットカバーは出ていますが、やっぱりオプスコア純正のヘルメットカバーが一番かっこいいと思います。

そしてこちら。Ops-CoreのSkelton Shroudです。
最近使用例が増えてきました。元々VASを買おうと思っていたんですが、いつの間にかスケルトンと同じ値段になってしまったので、せっかくだから最新感を出したいと思ってこっちにしました。

この2つを組み込んだマリタイムです。自分は不器用な上に工具もなかったので友人にお願いしました。

なんかOps-Coreのマーク薄くないか?EvolutionGearのレプの方がはっきりしている気がするんですが…。
Ops-Core純正シュラウドを買ってよかったことは留めるネジが複数ついていることですかね。バリスティック、マリタイム用の長いネジとカーボン用の短いネジどっちも付属しています。レプの厚さではカーボン用の短い方がピッタリでした。EGのシュラウドにはなぜか長いネジしかないそうです。実物ヘルメットに付けることを想定しているんでしょうかね。

中身はFMAのマリタイムです。レイルも実物にしようかと思いましたが、ComtacのARCアダプターが問題なく入ったのでいいかな、と。
バリスティックは入らなかったので実物に交換しました。
が、マリタイムにも問題が。実物シュラウドにしたらFMAのL4G24が入らなくなりました。入るって聞いてたんですが個体差ですかね。
まあ元々マリタイムについてたレプシュラウドにも入らなかったので交換は確定していたんですが、ちょっと計画が狂ったぞ…。これはL4G24も実物にしろという神のお達しか?

はい使用例。
中央の隊員以外全員ヘルメットカバーにスケルトンシュラウドです。というかカールグスタフにエルカンとLA-5載せてますよ、金持ちだなあ。


ついでにマリとバリを並べてみました。


マリタイムはせっかく最新感を出したのでHEL-STAR6でも付けようかと思います。もちろんレプを。
バリにヘルメットカバーとか使ってんの?って言われそうですが使用例あります。

Stress Shootの時のレンジャーです。中身はカーボンかもしれませんが…。


あとはこんな感じでPJが多いですが、この前の10thも使っていました。
自分は元々PJ用に組んでましたが、この分だとレンジャーでもタクトレ風訓練の時に使えそうなので喜んでます。


最後です。自分的には大物、Eagle Beavertail Assault Pack。M9に続く2つ目のバックパックです。
散々探しました。危うくYOTEのほうに引っかかるところだったよ、デザインそっくりだし。
だがYOTEはレンジャーで使っていない。デルタとかEODは使っているらしいですが。

前のバックルを外すとこんな感じでペロンとできます。モール付いてるんですけど何に使うのかさっぱり。

ペロンとしたところにタグがあります。BTAP-MS-5CCA。

裏はこのようにモールでプレキャリに装着することができます。ショルダーストラップもあったので背負うこともできますが、プレキャリ直付けをよく見ます。

ペロンとするところと本体の間はこんな感じでメッシュになっています。ちょっとわかりにくいですがかなりスペースがあるのでハシゴとか入れられそうです。

本体の中身はこのようになっています。やっぱり水抜き穴はあるんですね。

では使用例。
手前の隊員をはじめ、見えるだけでも3人の隊員が装備しています。プレキャリ直付け。

右側の隊員が装備していますね。ラジオを入れているのかパンパンです。アンテナ生やしまくるのもかっこいいなあ。

こちらの隊員はベルクロの部分にネームパッチ付けています。ハイドレーションを仕込んでいるみたいです。
あとは17th STSの隊員が多く装備していましたね。ラジオ運ぶのに便利なんでしょう。

以上です。ぼちぼち集めていたレンジャーのポーチ類ですがこれにて一応揃いました。
特にバックパックが手に入ったのは大きい。これでレンジャーも17th STSもやることができます。
そのうちプレキャリの開きでもやってみようかな、と。

それでは。
  


Posted by POPE at 19:57Comments(0)装備紹介

2017年11月15日

Patagonia Level9 Temperate Blouse

マルイが89式のガスブロを発表しましたね!!!自衛隊は範囲外ですが正直欲しいです。
日本人として89式は一本持っておかねばと思いますが、自衛隊装備の何が厳しいって、どう頑張っても絶対に実物装備が手に入らないところです。戦闘服はレプリカでも誤魔化せますが、プレートキャリアとなるとかなり手を加えないと実物に近づかない気がします。
そうなると特殊作戦群想定とかいう装備になりますが、そもそも奴らは89式なんぞ使っているのか…?
とにかく難しいので銃を手に入れて満足でしょうね。
あとM45A1も意外でした、てっきりグロック19の方が先に来るもんだと思っていたので。ガバ系は型ができてるから簡単なんですかね。
わりとかっこよかったのでこっちも心が揺れています。フォースリーコンでも始めるか…。

さて本題です。前回はCryeのフィールド上下を紹介しましたが、実際のところG3のフィールドはあまり使われていません。
あ、もちろん空軍ではよく使われているんですが、陸軍ODAだと一部でしか見られません。それもそのはず、陸軍特殊官給ACの後継としてはPatagoniaが選ばれました。それに伴ってフィールドシャツもPatagonia製のものが多く見られます。今回はそのPatagonia製フィールドシャツをご紹介します。

はい、Patagonia Level9 Temperate Blouseです。このTemperate BlouseというのがPatagoniaで言うフィールドシャツになります。
ところで毎回思うんですけどこのLevel9ってどこからどう来ているんでしょう。PCUはLevel7まで、しかも7ともなればかなり厚手の防寒着になります。最初Level9の表記を知ったときはわけわかんなくて混乱しましたね、概念壊れる。
まあPCU関係なくLevel9の名前を付けているんでしょうけど。誰か詳しい方教えてください。

肩の部分。コンシャツと全く一緒です。ポケットもベルクロとボタンの2個留め。
PatagoniaのジャケットにはこのTemperate Blouseとは別にJungle Uniformなんてものもありますが、あちらは下のベルクロがもっと大きくなっています。ブルキナファソでデルタが着ていましたが、それ以外の使用例は見たことありません。

こちらもエルボーパッドを入れることができます。持っていません。

袖の部分もコンシャツと一緒。相変わらずここのベルクロまでマルチカムです。Cryeも見習え。

胸ポケットです。Cryeとは方向が逆。官給BDUのポケットの角度が一緒ですね。
ただSEALsとかに納入されているNSWモデル(AOR1や2)のブラウスはCryeと同じ角度です。
陸軍用も最新ロットではCryeと同じ角度にされているみたいですが、ちょっと確証がありません。胸ポケットってだいたいプレートキャリアに隠れちゃうのであまり見えないんですよね。

胸ポケットも肩と一緒でベルクロとボタン留めです。さすがにここのベルクロまではマルチカムに染められていません。

カラーの部分。ここのベルクロもマルチカムかよ…。前はボタン留め。Cryeと一緒で一番上のボタンだけ露出します。

立てるとこんな感じです。やっぱりCryeより少し低い。ただ当たり前ですがコンシャツよりは高いです。

タグです。Patagoniaのロゴと い  つ  も  の   S M   R MD Rです。まあジャケットだしミディアムでもいいかな、と。格安だったし。
材質はナイロンコットン50/50。Cryeと一緒です。
これ届いたあとに比べてみたんですけど、官給BDUって色んな素材使っているんですね。FRレーヨンとかパラアラミドなんかも組み込まれています。なんであっちが1万円以下で買えてCryeとかPatagoniaに100ドル以上も出さないといけないのか…(ヒント:調達数)。

後ろです。特に言うことはありません。

以下使用例。
10th SFG。珍しくホルスターが6354DOではなく6378USNです。あとストックがMagpulのSTRストックなのも珍しい。

同じく10th。二人ともL9ブラウスです。右の隊員はグロックをBlackHawkのホルスターに入れています。

7th SFG。右の隊員が着ていますが、なんとこの隊員のキャリアはEAGLEのAEROです。
すっかり希少種になってしまったお高いプレキャリにTYRやATSのポーチをもりもり、右にはブリーチャーを引っさげています。

ちょっと前の写真ですがアフガニスタンで作戦行動中のODA。詳細は分かりませんが、アーマーがMBAVなことやMICHを被っていることを考えると2011、2012年辺りじゃないかな、と。ANAコマパッチ欲しい。

空軍23rd STSです。真ん中の隊員が着ています。周りがみんなマリタイムなのにこの人だけMICHなのはなんで…。
M4は長いFSPのRIS2です。


以上。ぶっちゃけ普通のBDUと何ら変わりはありません。ただG3のフィールドよりは確実に使用例が増えるでしょう。
これからの季節コンシャツだと肌寒くなりそうなので、是非ジャケット系の購入をお勧めします。(え?装備着たらコンシャツで十分?そこはまあ…ほら、ロマンだよ。)
  


Posted by POPE at 19:26Comments(0)装備紹介

2017年11月06日

Crye Precision G3 Field Shirt & Pant

気付けばもう11月ですね。気温は相変わらず低いですが、たまに暖かい日もあるという気候。
個人的には寒暖差でやられるからこの微妙な感じは嫌いです。

さてやっと上下揃ったのでご紹介します。
Crye Precision製G3 Field ShirtとG3 Field Pantです。
コンバットの方は人気ですがフィールドとなるとあまり持っている人がいないようなのでレビューしようと思います。

まずは上から。

沖縄放出のものらしいです。ヤフオクの説明欄にはそう書いてありました。
沖縄でG3のフィールドを使っている可能性がある部隊なんてかなり絞られますね。1st SFGか353d SOGでしょう。

肩ポケットの部分にはG3の特徴的な細長いベルクロと、Crye製の証であるロゴ入りテープ。このテープはG3のコンシャツから付けられていますね。
ペン差しが付いている部分も含めてコンバットシャツと全く変わりません。

ひじの部分はコンシャツと同じくエルボーパッドを入れることができます。パッドが露出しないG3タイプ用です。

胸ポケットはACと違って埋め込み式に。お陰でポケットもこの様に少ししか開きません。
ポケットが独立していたACの方が使いやすいと思うんですが、G3がACの改良版ということを考えると現場の人達はこっちの方が良いということなんですかね。

胸ポケットの横は外側だけ縫い付けがありません。この様にパカパカします。かといってここに手を入れても何もありません。ほんとなんでこんな構造にしたんだ…。

ご存じの通り空軍特殊はG3やACをBDUのように運用しているので、自分もそれに倣ってヘタレンジャーさんにネームテープと階級章のベルクロを縫い付けて頂きました。
と言ってもこれを入手した時はネームテープを剥がした跡みたいなのがあったので、その跡の上にまたネームテープを縫い付けてもらうということだったんですが。
ヘタレンジャーさんにはベルクロの色からサイズまで調べていただいて非常に丁寧な縫い付けをして下さいました。この場を借りてお礼申し上げます。

タグです。 い  つ  も  の  SM  R 。自分的にはXSでもいいくらいなんですが、流石にそのサイズは中々放出されないので…。
ACのタグ見たことないんですが、G3のタグはプリントで非常に綺麗。あとタグが巻かない。首にチクチクするのは煩わしいですからね。

襟を立てるとこうなります。ただミリフォト見ていると襟を立てている場面ってほとんどない気がします。
前を留めるのはボタンですが、一番上だけボタンが露出します。他は全部隠れる構造です。



面白い構造なのがこの襟を留めるベルクロの部分。使わないときはこうやって折りたためるようになっています。
これのおかげで襟を開いたときにベルクロの部分がヒラヒラしないで済みます。

背面はこんな感じ。特に言うことはないです。

次はパンツ!こちらはサイズがなかったので直接Cryeに発注。フィールドパンツの放出って中々見ないですよね。
どうでもいいんですけど、イギリスでパンツって言うと下着のほうになるらしいです。

普通に二―パッドを入れるところがないG3って感じです。すその部分はPCUのパンツみたいに絞るためのコードがあります。

社会の窓はジッパーと上にボタン。このボタンもシャツと一緒で前に露出しないようになっているんですが、留めにくいことこの上ない。
普通にコンパンと一緒でベルクロ留めで良い気がするんですがね。

一応こんな感じで膝のところに何かインサートできるポケットはあるんですが、どう考えてもG3二―パッド用じゃない。いったい何を入れるためのものなんだ…?

パンツのロゴ入りテープは左足の後ろポケットにありました。G3シリーズは必ず入っているみたいです。

タグは左尻ポケットの裏地にプリントされています。ええ、サイズを見て分かる通り自分のウェストはクソ細いです。ガタイ良くしなきゃ(使命感)。

ちょっとボケていますが後ろ。とにかくポケットが多い。
コンパンも多かったですが、フィールドは日常でも使えなくはなさそうなので、ポケットが多いと便利です。まあ日常で使うなら色を単色のものにすると思いますが。

以下使用例。

10th SFG。マリタイムを黒に塗装していてかっこいいです。
ところで雪積もってるレベルなんすけど、フィールドシャツ程度で寒くないんですかね。

75レンジャー。犬背負っているのでK9だと思います。下はACのコンバットパンツ。

同じくレンジャー。左のマークスマンらしき人がG3フィールドシャツです。
この人が持っている銃ってM110ですかね。スナイパー系には詳しくないので自信ないです。

PJ!!AFSOCのPJじゃなくてアフガンに派遣されているRQSのPJです。
AVSにイーグルのポーチマシマシだとレンジャーと見間違えます。

17th STS。AFSOC隷下の部隊での式典での使用例は結構あります。みんなACかG3のフィールドです。空軍は金持ち。

着た感じは官給のBDUとそんな変わりません。素材的に言えば官給の方が色々混ぜているので高価な感じもしますが、向こうは桁違いの大量生産ですらね。
G3はナイロンコットン50/50です。コンバットシャツのほうはトルソー部分がFRですが、フィールドの方は特に何も書いていません。

これに関して正直言ってしまえば自己満足ですね。普通に戦闘や訓練ではコンシャツコンパンが使われていますし、正装は官給BDUでも事足ります。というか陸軍とかは官給BDUがほとんどです。
ただまあ官給はつまらない、一味違ったBDUが欲しいとなった人にはお勧めです。アークテリクスやTRU-SPECより断然使用例があります。
フィールドシャツはヤフオクとかでもそこそこの値段で売っていますので是非。
  


Posted by POPE at 16:16Comments(0)装備紹介

2017年10月07日

Patagonia PCU Level5 Block2

前回の記事で言及した新しいもの、それがこちらです。

Patagonia Level9 Extended Next To Skin Shirtです。使用例たくさんの旧型の方です。
旧型と言っても、どうも肩ベルクロがマルチカムじゃない最初期のものもあるらしいですが、まあ自分はそこを気にせず、ざっくり旧型、新型で分けようと思います。
ネットの海に転がっていたのを運よく見つけることができました。

しかもこれ、サイズがスモールレギュラーなんですよ!もう言うことなしですね。完璧です。一生大事にしていきます!

トルソーの色が違うこと以外前回と全く一緒なので、レビューは省きます。今回はこれでおしまい!














嘘です。タイトルにもあるように、今回の主役はこちら。

Patagonia PCU Level5 Block2です。最近よく陸特の人たちが着ているレア物です。
PCUと言えばORCやPatagoniaが製造しているあの灰色のやつが有名ですが、ここ3年くらいでマルチカムやAORの色の新型PCUが増え始めました。コンシャツやBDUが新しいものに切り替わっていくのと同様、PCUも世代交代です。
今回手に入れたのはその最新のPCU、Patagonia製PCU Level5のBlock2です。

今まで自分も本職の人たちが使っているの以外見たことがなかったので、これを見つけたときは震える手で購入ボタンを押しました。

では詳細を見ていきましょう。

このPCUの大きな特徴とも言えるのがこの肩部分です。
Patagoniaお得意のマルチカムに染められたベルクロですが、L9コンシャツやブラウスのものとは違って正方形に近い形をしています。
そしてその横にはジッパー付きの肩ポケット。この肩の部分が他のコンバットアパレルと見分ける際の最大の違いです。

正面のお腹の部分にはポケットが2つ。いずれも中はこんな感じでメッシュみたいになっています(語彙力ゥ…)。
まあハンドウォーマーほどの効果はないと思いますが、冷たい風から手を守るくらいのことはできそうです。

袖口はゴムとベルクロの2本立て。ここのベルクロもコンシャツと同じくマルチカムです。
後述しますがこの袖口ベルクロはPCUを見分けるポイントにもなります。

襟の部分です。高さはコンシャツより高く、CryeのG3と同じくらいですかね。
ジッパーはタブ付きでIDEAL製。止水ジッパーではなさそう?
ジッパーの基部が首筋にあたらないようカバーが付いている点もコンシャツと同じです。
今までのPCU Level5にあったフードはなくなったようです。ミリフォトみてもフード使っている例なんてほとんど見ませんでしたし、いらないと判断されたんでしょうね。

首の後ろにはしっかりとPatagoniaのロゴが。
残念ながらタブは切り取られていましたが、サイズはミディアムレギュラー。上に着るPCUとしてはちょうどいい大きさです。

裏はこんな感じ。ぱっと見普通のBDUと変わりません。

中はこのようになっております。茶色いメッシュの部分はお腹ポケットの裏地です。

着た感想ですが思ったより薄く作られています。Level5ですから下にLevel3や2などを着ていることが前提なのでしょう。

ただ薄くても作りがしっかりしていることは確かです。
ここ最近寒いせいでTシャツ一枚の上にこれを着てベランダに出たりしてみましたが、風はしっかり防いでくれました。
外側の手触りは、なんていうんでしょう…レインコートみたいなシャカシャカした感じですね。

タグがないお陰で素材とか全く分かりません。
でもご覧のように水が浮いているので、耐水性はあるようです。
これ水を垂らしてから結構時間が経っていますが、生地に染み込むことはありませんでした。

何分PCUというものを初めて手に入れたので、他のPCUとの比較とかできないんですよね。
もっとアウターウェアを増やさねば!

以下使用例。

2016年にドイツで行われた訓練です。10th SFGです。
正方形の肩ベルクロに、ベルクロで止める袖口と、ばっちりPCU Block2だということが分かります。

こちらも同じ訓練での写真。袖口がゴムとベルクロ、そして右のほうにかすかに見えるベルクロが正方形です。

こんな感じでBlock2 Level5は去年から見られるようになってきました。


問題はこちらの写真です。
2014年の10thの訓練なのですが、この隊員も正方形のベルクロが肩にある暖かそうな服を着ています。
ですがよく見ると、どうもLevel5の薄い生地ではなく、もっともこもこしているダウンジャケットのような感じがしませんか?
もちろんこの隊員のガタイが良すぎて腕の部分が太く見えるということもあるかもしれませんが、それにしても下のすそ部分とか厚い気がします。

こちらの隊員も同じです。なんか生地そのものが違うような…?
さらにこちらは決定的な証拠として言えるのが、袖口の部分にベルクロがないんですよ。

これはもう別物だろうと思って色々調べました。
そしたらどうもBlock2のPCUはLevel3aとLevel3bが加わったらしいです。詳細はこちら

3a、3bどちらも重ね着前提ではなく、防寒着としてはそれ一枚だけで完結するような設計になっているそうです。

Level3aはポーラテックアルファを使ったフリースジャケット。

そしてLevel3bは完全に新しいレベルのジャケットで、プリマロフトを使ったジャケットみたいです。
この3b、どうもゴアテックス素材も組み込まれているようで、耐水性があります。
今までのPCUをLevel3からLevel6まで一つにまとめたジャケットになっている感じですかね。

説明が長くなりました。
結論から言うと2014年のこの隊員たちが着ているのはPCU Block2のLevel3bではないかと思うのです。
ダウンジャケットのような厚みに、今までLevel5しかなかった肩ベルクロも、3から6までひとまとめにしたのなら付いている理由も納得できます。

そしてそれを裏付けるかのように、ebayにLevel3bの放出がありました。
サイズが大きすぎて買ってはいないのですが、写真を見たところLevel5と同じく肩にベルクロとジッパー付きのポケットがありました。
袖口もベルクロがありません。ビンゴです。
まだ出品されているので気になる方は検索してみてください。めっちゃあったかそうです。


ということで後半は完全に考察記事になってしまいましたが、今回はこれで終わりです。
これから冬に向かうにつれて寒くなっていきますからね、防寒着を手に入れることができて良かったです。まあ外出しないんですが。

  


Posted by POPE at 16:56Comments(0)装備紹介

2017年10月02日

Patagonia Level9 Extended Next To Skin Shirt

寒くなってきましたね。まあそもそもゲームには行かないので外の気温とかあんまり関係ないんですが。
ただガスブロを持っている身からすると若干不安になってくる季節ではあります。まだ大丈夫でしょうけど。去年のハートロックの時はばっちり動きました。

最近いくつか面白いものを入手しましたのでご紹介したいと思います。初めての装備紹介です。

所詮がスマホ画質に、センス皆無な自分の腕なので写真が酷いのは勘弁してください。

PatagoniaのLevel9 Extended Next To Skin Shirtです。L9コンバットシャツとも言われますね。
高級アウトドアブランドで有名なPatagoniaが開発したコンバットシャツです。
今までSOCOMが支給するコンバットシャツと言えばCryeでしたが、どうやら2012年辺りからPatagonia製に切り替わったみたいですね。陸特をはじめSEALsや空軍特殊でも使用が確認されています。
今回手に入れたのはトルソー部分までマルチカムに染められた最新ロットです。中古ですが安く売ってたので入手することができました。

以下使用例。

10th SFGです。この隊員コヨーテのPICOにG3のコンパンとかなり面白い装備をしています。

こちらも10th SFG。腰に着けているのはAVSのロープロファイルベルト。色々ポーチ付けています。

またまた10thです。お前は10thしか紹介できんのか、とか言われそうですが違うんですよ。積極的に写真公開しているのが10thっていうだけです。特にフルマルチコンシャツの露出なんてここ1年のことですから。

ということで10th以外を。1st SFGだった気がします。この隊員はAVSのハーネスを外してプレートバッグにカマーバンドという超軽量仕様。

どれもここ1年以内の写真です。まだACや旧型L9の方が優勢ですね。
それにしてもPatagoniaのフィールドシャツと見分けるのが難しい。プレキャリを着ている状態だとたまに分からなくなります。後ろ姿とかだとトルソーの質感とかで判断するしかなくなるんですよね。

さて、細かいところを見ていきましょう。

Patagoniaの特徴であり、見分けるポイントでもあるマルチカムに染められたベルクロ部分です。個人的に大好きなデザインです。
上のベルクロの大きさはCryeとほぼ同じ、下はCryeの半分くらいですね。まあG3はあのヘンテコなベルクロになったので、断然Patagoniaの方が使いやすそうです。

自分にとってはこれが初めてのPatagoniaのシャツだったので知らなかったんですが、肩ポケットの部分ってベルクロに追加してボタンもあるんですね。
ベルクロだけでも十分閉まってくれると思いますが、本職の人たちはロープ降下やパラシュート降下もするでしょうし、ボタンがあった方が安心なのでしょう。

カラーの部分です。G3の半分くらいの高さなので気にならなくていいですね。ジッパーにはタブが付いています。
Cryeのカラーの部分は折りたたむのが前提という感じですが、Patagoniaはこのままでも支障はありません。ただ本職の人たちを見てみると折りたたんでいるですよね。この長さを折りたたむのってかなり難しいと思うんですけど。
あとジッパーの基部が首筋に触れないように上にカバーがついている点もとても良い。高級メーカーの気配りが感じられます。

タグです。サイズはミディアムレギュラー。注意事項がつらつらと書いてあります。その後に素材表記、そしてコントラクトナンバーとNSNが書いてあります。最後にPatagoniaお馴染みのポーラーテックがデカデカとプリントされています。
CryeもG3でプリントタグになりましたが、どうやらPatagoniaは旧型のころからプリントされているそうです。

袖はめっちゃ立体裁断です。まともに広げられません。
ひじの部分はご覧の様にポケットがありまして、ここにエルボーパッドを入れることができます。残念ながら自分は持っていませんが、新品には付属しているそうです。

袖口はCryeと同じベルクロで締めるタイプ。ですが恐ろしいことにここのベルクロもマルチカムに染められています。どれだけマルチが好きなんだ…。
というか後発のPatagoniaがここまでマルチを活用しているというのに、元祖であるCryeは何してるんですかね。元祖の意地を見せるためにも、是非全体が全てマルチカムに染められたコンシャツを開発してほしいものです(必要かどうかは置いといて)。

トルソーの部分の質感はこんな感じです。そこら辺に売っているTシャツより遥かに生地が薄いです、もちろん伸縮性はありますが。
裏地にマルチカムが写っていますね。そのくらい薄いということです。肌触りは悪くありません。

袖の部分と一緒に写してみました。明らかに素材が違いますね。腕の部分はBDUと同じ感触です。トルソーの部分は毛玉のようなものが出ちゃっていますが、実際そんなに気になりません。

着心地ですが、自分が持っているG3と比べてもそんなに変わりはありません。良いコンシャツだと思います。
ただ、まだこれを着て激しく動いたことがないので、実際に動くとなると違いが出る可能性があります。特に薄いとは言えマルチカムの塗装分生地が厚くなっていると思われるので、もしかしたら熱がこもるかもしれません。

しかし十分Cryeと張り合えるコンシャツです。さすがはPatagonia、支給品に選ばれたのも納得です。
これからACや旧型L9がどんどんこれに更新されていくと思うので、陸特や空特の方は是非入手をお勧めします。




と、ここまで書いてあれなんですが、このコンシャツは友人の手に渡る予定です。
というのもタグの部分でも紹介したように、こやつミディアムレギュラーなんですね。かなりの細身な自分としてはジャケットがミディアムなのはまだ良いんですが、さすがにコンシャツとなるとブカブカ感が否めない、というのが理由の一つ。
もう一つの理由は新しく手に入ったものがある、ということなんですがそれはまた次の記事でご紹介したいと思います。それでは。
  


Posted by POPE at 17:25Comments(3)装備紹介