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関東で装備やってます。PJメインで他にODAとレンジャー。完全再現を目指したいけどお金がない…。
サバゲ―はあんまり行きません。タイミングなくてお座敷で満足しています。
現代であればミリタリーネタ全般好きです。

2017年09月20日

Jackal Stone 2017

本日はもう一個書きます。

7月にボスニアで行われましたJackal Stone 2017。米軍からは10th SFGが参加したようです。ヨーロッパで行われていますし、ドイツに駐留する第一大隊だと思います。去年と一昨々年にも行われました。詳細はこちら

Jackal Stone 2017

今回はBC兵器の使用が想定されたそうで(もちろん敵側が)多くの隊員が化学防護服みたいなのを着ていたのが特徴的でした。
化学防護服以外は普通のODAですね。この人はM4block2。ホルスターはいつもの6354DO。

Jackal Stone 2017

左側面から同じ人。肩の部分防護服破れてるんすけど大丈夫なんですか。

Jackal Stone 2017

背面にはTYRのジップアダプターを介してプラットフォームにC420という「電動空気浄化式呼吸器(直訳)」を背負っています。酸素ボンベとかではなく、この丸い部分で空気を浄化してからガスマスクの中に綺麗な空気を送り込むようです。英語は苦手なので詳細はこちらを参照してください。
右の人のダンプポーチCSM製かな?Fused response 2014で7thの人たちがみんな使ってました。
真ん中の人はJPC、背面のプラットフォームが大きく見えます。

Jackal Stone 2017

ガスマスクまでフル装備。右側の人たちは靴も保護しています。
白と青の防護服がありますが、役割によって違うのか?真ん中の青い人はM4 FSP。フロントサイトが飛び出ているやつです。

Jackal Stone 2017

キャリアの構成がよくわかる写真。AVSの胸にはCAT、マグポの前に付いているのはフラッシュバンポーチ?キャリアの横にブリーチング用のチャージツールを付けています。カマーバンドにEOGのLow profile Demo Pouchを付けているのが面白い。ポーチの名前まで特定したんですが何に使うポーチなのかさっぱりです。
2017年だというのにブッシュマスターのストックなのはなぜでしょう。クレーンストックが使いにくいのかな?襟の部分からして防護服の下に来ているのはPatagoniaのウェアでしょう。ヘルメット後ろにはTYRのバッテリーポーチ。

Jackal Stone 2017

防護服を着ていない写真。でも後ろにはしっかりC420を背負っています。G3のシャツに胸にはジャガーノートケース、そしてラジオがデュアル。空軍か…?まあジャガーノートは陸軍でも指揮官が使っているらしいので何とも言えませんが。

Jackal Stone 2017

同じ人。銃はM4 FSP。

…FSP?そういえば去年のjackal StoneにFSPを持ったSTSのCCTがいましたね…。まあ去年のCCTはグロックをブラックホークのホルスターに入れてました。STSで6354DOはまだ見たことがありません。

Jackal Stone 2017

扉から身を出す隊員。なんか防護服の色が灰色というか緑がかっている気がしますが、中に来ている服の色が写っているんでしょうか。
銃はMk18 mod1、オプティクスは553。ヘルメットはマリタイムではなくバリスティック。
…貴様EODだな?化学防護服の色が違うのも納得がいきます。
NAVY EODもmod1が配備され始めているようですが、PVS-31は初めて見ました。去年のJackal StoneのEODは15でしたからね。15は段々見られなくなるようです。
ホルスターが6354DOってことはEODもグロックが配備され始めたんでしょうか。海軍はP226の後継にGlockGen4を正式採用しました。詳しくはJienさんのページをご参照ください。

Jackal Stone 2017

ガスマスクの形がよくわかります。両側の隊員が被っているのがM50ガスマスク。(嘘です、右側の隊員はFM53でした。)後ろの隊員はまた形が違うガスマスクを被っています。海軍が使っているMCU-2/Pガスマスクに似ていますが微妙に違いますね。さて、右の隊員が持っている銃に注目してみましょう。

Jackal Stone 2017

レイルがRIS2じゃありません。前から見ると丸いレイル。TROYのTRXもしくはAlphaレイルでしょう。バレルが短いので9インチ前後だと思います。たまにRIS2以外の使用例があるので油断できない。

Jackal Stone 2017

最後にこの人。Patagoniaのフルマルチコンシャツですね。やめてくれ…。Patagonia L9の最新ロットはトルソーの部分までマルチカムになりました。ベルクロだけに飽き足らず胴体部分までマルチに染め上げてくれるなんて、マルチカムがよっぽど好きなんでしょう。一時期ebayで120ドルほどで売られていましたが、使用例を見るようになってからは一気に品薄に。ちなみに自分が見た最初の使用例は2015年に海自の護衛艦「てるづき」にVBSSの指導に来たNAVY EODです。
それとこの人フラッシュバン用の「トリガーポーチ」を付けています。初めて見ました。胸にKDUらしきものも。KDU?マンパックなんて背負ってないのになんでKDUなんぞ付けているんでしょうか。まあCQB用に152を後ろの方に回していますから便利っちゃ便利なんでしょうけど。

以上です。たぶん参加しているのCIFだと思うんですよね、CQBもあったようですし。個人的には特殊部隊がBC環境下でどういう装備をするのか判明したので、非常に興味深い写真でした。ところで日本では去年のJackal Stone 2016ほど注目されていない気がするのは何でですかね。





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