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POPE
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関東で装備やってます。PJメインで他にODAとレンジャー。完全再現を目指したいけどお金がない…。
サバゲ―はあんまり行きません。タイミングなくてお座敷で満足しています。
現代であればミリタリーネタ全般好きです。

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Posted by ミリタリーブログ at

2017年10月13日

Assaulters Challenge

ここ最近気温が読めないですね。体が壊れそうです。

さて、陸軍特殊のメッカと言えばフォートブラッグですが、そこに本部を置いているのが3rd SFGです。
その3rd SFGが9月に都市戦闘訓練を行ったようです。詳細はこちら

この中に何枚か気になるミリフォトがあったので紹介させていただきます。



ファーストロープ降下の訓練を行う隊員です。
一瞬ヘルメットが黒に見えましたが、TANのマリタイムに黒いテープを貼っているだけのようです。何のためだろう?
キャリアはJPC。TYRのバックパネルを付けています。
腰にも色々吊るしていますね、ダンプポーチも恐らくTYRでしょう。コールサインは数字が読めませんが「CD◯」。ほう、Cか…。


鉄格子を焼き切っている隊員です。
右の隊員はPatagoniaのフィールドシャツにAVS。AVSハーネスを使っていない軽量仕様。ヘルメットカバーはメッシュな感じがしないのでたぶんTYR製だと思います。
後ろにはブリーチ用のアックスをTYRのポーチに入れています。ダンプポーチはATSですかね。
右腰にはこれまたブリーチ用のショットガン。なんか扉絶対突破するマンって装備です。
左の隊員はヤベエのいじっていますが、それ以外は普通な装備です。ただ一点、NVGマウントがノロトスのやつですね、L2G24が多い中珍しい。
(盛大に嘘つきました。よく見るとARCレイルがACHのARCレイルです。つまりマリタイムじゃありません、MICH2001です。これにマウントがノロトスだということを鑑みると、この人CIFではなくアタッチのスペシャリストだと思います。)
さすがにバックパックは特定できません。ただ前にコードが伸びていることから、トーチツールの燃料が入っているんでしょう。


ピストル射撃中。ターゲットがトランプカードって…。グロックにドットサイトを装着しています、初めて見ました。
背中はまたTYRかと思ったらCryeのMolle ZIP on Panelでした、残念ながら生産終了モデルです。
モールベルトはAVSのロープロファイル。背中のポーチはMAXPEDITIONのFR-1というメディカルポーチです。


ドアブリーチングの最中です。右にいる隊員はG3です。G3ですよ!!
手前の隊員はさっきと同じトーチツールを背負っています。銃はM4ですがレイルは恐らくTROY、M-LOKバージョンです。オプティクスもエイムポイントのような気がします。
腰にショットガン。ベルトはTYRのガンファイターです。
その奥にいる隊員は背中にでっかいエンジンカッターを背負っています。こちらもショットガンを装備。
これは余談なんですけど、ショットガンブリーチって結構難しいみたいで、陸軍と海兵隊が訓練している動画を見るとなかなか破壊できてない様子が確認できます。鍵とか蝶番とかうまく吹っ飛ばすのにはそれなりの技術が必要なんでしょう。
それと皆さんコールサインがCで始まりますね…。


構図がとても良い。是非真似したいですね。
右の隊員はG3にAVS。背中はEAGLEのV2ユーティリティその他よくわからんポーチが2つ。
腰のガンファイターベルトにはTYRのメディカルポーチ。カッタウェイの方はよく見ますが、このタイプは初めて見ました。
ヘルメットカバーはオプスコア製、これでレンジャーと見分けがつかなくなってきます。
VTACのスリングに、またまたショットガン装備。ブリーチャー欲しくなってきたな。
左の隊員は斧2つも装備しているんですが…たまげたなあ。プレキャリがAVSじゃなくてPICOのような気がします。PICOの現物を見たことないのでイマイチ想像がつきません。



以上です。CQB訓練でコールサインがCから始まっていることもありCIFじゃないかなと思っています。安直な発想ですが。
それにしても圧倒的ショットガン率。今までブリーチ用のショットガンなんてチームに1つくらいかと思っていましたが、案外想定される状況によって変わるのかもしれませんね。
うーん、斧が欲しくなってきた。

あと3rdはG3着用者が多いみたいで気に入りました、10thはほぼPatagoniaですから。
G3推しの自分としてはこの調子でG3派を増やしていってもらいたいところです。それでは。
  


Posted by POPE at 21:27Comments(0)ミリフォト

2017年10月07日

Patagonia PCU Level5 Block2

前回の記事で言及した新しいもの、それがこちらです。

Patagonia Level9 Extended Next To Skin Shirtです。使用例たくさんの旧型の方です。
旧型と言っても、どうも肩ベルクロがマルチカムじゃない最初期のものもあるらしいですが、まあ自分はそこを気にせず、ざっくり旧型、新型で分けようと思います。
ネットの海に転がっていたのを運よく見つけることができました。

しかもこれ、サイズがスモールレギュラーなんですよ!もう言うことなしですね。完璧です。一生大事にしていきます!

トルソーの色が違うこと以外前回と全く一緒なので、レビューは省きます。今回はこれでおしまい!














嘘です。タイトルにもあるように、今回の主役はこちら。

Patagonia PCU Level5 Block2です。最近よく陸特の人たちが着ているレア物です。
PCUと言えばORCやPatagoniaが製造しているあの灰色のやつが有名ですが、ここ3年くらいでマルチカムやAORの色の新型PCUが増え始めました。コンシャツやBDUが新しいものに切り替わっていくのと同様、PCUも世代交代です。
今回手に入れたのはその最新のPCU、Patagonia製PCU Level5のBlock2です。

今まで自分も本職の人たちが使っているの以外見たことがなかったので、これを見つけたときは震える手で購入ボタンを押しました。

では詳細を見ていきましょう。

このPCUの大きな特徴とも言えるのがこの肩部分です。
Patagoniaお得意のマルチカムに染められたベルクロですが、L9コンシャツやブラウスのものとは違って正方形に近い形をしています。
そしてその横にはジッパー付きの肩ポケット。この肩の部分が他のコンバットアパレルと見分ける際の最大の違いです。

正面のお腹の部分にはポケットが2つ。いずれも中はこんな感じでメッシュみたいになっています(語彙力ゥ…)。
まあハンドウォーマーほどの効果はないと思いますが、冷たい風から手を守るくらいのことはできそうです。

袖口はゴムとベルクロの2本立て。ここのベルクロもコンシャツと同じくマルチカムです。
後述しますがこの袖口ベルクロはPCUを見分けるポイントにもなります。

襟の部分です。高さはコンシャツより高く、CryeのG3と同じくらいですかね。
ジッパーはタブ付きでIDEAL製。止水ジッパーではなさそう?
ジッパーの基部が首筋にあたらないようカバーが付いている点もコンシャツと同じです。
今までのPCU Level5にあったフードはなくなったようです。ミリフォトみてもフード使っている例なんてほとんど見ませんでしたし、いらないと判断されたんでしょうね。

首の後ろにはしっかりとPatagoniaのロゴが。
残念ながらタブは切り取られていましたが、サイズはミディアムレギュラー。上に着るPCUとしてはちょうどいい大きさです。

裏はこんな感じ。ぱっと見普通のBDUと変わりません。

中はこのようになっております。茶色いメッシュの部分はお腹ポケットの裏地です。

着た感想ですが思ったより薄く作られています。Level5ですから下にLevel3や2などを着ていることが前提なのでしょう。

ただ薄くても作りがしっかりしていることは確かです。
ここ最近寒いせいでTシャツ一枚の上にこれを着てベランダに出たりしてみましたが、風はしっかり防いでくれました。
外側の手触りは、なんていうんでしょう…レインコートみたいなシャカシャカした感じですね。

タグがないお陰で素材とか全く分かりません。
でもご覧のように水が浮いているので、耐水性はあるようです。
これ水を垂らしてから結構時間が経っていますが、生地に染み込むことはありませんでした。

何分PCUというものを初めて手に入れたので、他のPCUとの比較とかできないんですよね。
もっとアウターウェアを増やさねば!

以下使用例。

2016年にドイツで行われた訓練です。10th SFGです。
正方形の肩ベルクロに、ベルクロで止める袖口と、ばっちりPCU Block2だということが分かります。

こちらも同じ訓練での写真。袖口がゴムとベルクロ、そして右のほうにかすかに見えるベルクロが正方形です。

こんな感じでBlock2 Level5は去年から見られるようになってきました。


問題はこちらの写真です。
2014年の10thの訓練なのですが、この隊員も正方形のベルクロが肩にある暖かそうな服を着ています。
ですがよく見ると、どうもLevel5の薄い生地ではなく、もっともこもこしているダウンジャケットのような感じがしませんか?
もちろんこの隊員のガタイが良すぎて腕の部分が太く見えるということもあるかもしれませんが、それにしても下のすそ部分とか厚い気がします。

こちらの隊員も同じです。なんか生地そのものが違うような…?
さらにこちらは決定的な証拠として言えるのが、袖口の部分にベルクロがないんですよ。

これはもう別物だろうと思って色々調べました。
そしたらどうもBlock2のPCUはLevel3aとLevel3bが加わったらしいです。詳細はこちら

3a、3bどちらも重ね着前提ではなく、防寒着としてはそれ一枚だけで完結するような設計になっているそうです。

Level3aはポーラテックアルファを使ったフリースジャケット。

そしてLevel3bは完全に新しいレベルのジャケットで、プリマロフトを使ったジャケットみたいです。
この3b、どうもゴアテックス素材も組み込まれているようで、耐水性があります。
今までのPCUをLevel3からLevel6まで一つにまとめたジャケットになっている感じですかね。

説明が長くなりました。
結論から言うと2014年のこの隊員たちが着ているのはPCU Block2のLevel3bではないかと思うのです。
ダウンジャケットのような厚みに、今までLevel5しかなかった肩ベルクロも、3から6までひとまとめにしたのなら付いている理由も納得できます。

そしてそれを裏付けるかのように、ebayにLevel3bの放出がありました。
サイズが大きすぎて買ってはいないのですが、写真を見たところLevel5と同じく肩にベルクロとジッパー付きのポケットがありました。
袖口もベルクロがありません。ビンゴです。
まだ出品されているので気になる方は検索してみてください。めっちゃあったかそうです。


ということで後半は完全に考察記事になってしまいましたが、今回はこれで終わりです。
これから冬に向かうにつれて寒くなっていきますからね、防寒着を手に入れることができて良かったです。まあ外出しないんですが。

  


Posted by POPE at 16:56Comments(0)装備紹介

2017年10月02日

Patagonia Level9 Extended Next To Skin Shirt

寒くなってきましたね。まあそもそもゲームには行かないので外の気温とかあんまり関係ないんですが。
ただガスブロを持っている身からすると若干不安になってくる季節ではあります。まだ大丈夫でしょうけど。去年のハートロックの時はばっちり動きました。

最近いくつか面白いものを入手しましたのでご紹介したいと思います。初めての装備紹介です。

所詮がスマホ画質に、センス皆無な自分の腕なので写真が酷いのは勘弁してください。

PatagoniaのLevel9 Extended Next To Skin Shirtです。L9コンバットシャツとも言われますね。
高級アウトドアブランドで有名なPatagoniaが開発したコンバットシャツです。
今までSOCOMが支給するコンバットシャツと言えばCryeでしたが、どうやら2012年辺りからPatagonia製に切り替わったみたいですね。陸特をはじめSEALsや空軍特殊でも使用が確認されています。
今回手に入れたのはトルソー部分までマルチカムに染められた最新ロットです。中古ですが安く売ってたので入手することができました。

以下使用例。

10th SFGです。この隊員コヨーテのPICOにG3のコンパンとかなり面白い装備をしています。

こちらも10th SFG。腰に着けているのはAVSのロープロファイルベルト。色々ポーチ付けています。

またまた10thです。お前は10thしか紹介できんのか、とか言われそうですが違うんですよ。積極的に写真公開しているのが10thっていうだけです。特にフルマルチコンシャツの露出なんてここ1年のことですから。

ということで10th以外を。1st SFGだった気がします。この隊員はAVSのハーネスを外してプレートバッグにカマーバンドという超軽量仕様。

どれもここ1年以内の写真です。まだACや旧型L9の方が優勢ですね。
それにしてもPatagoniaのフィールドシャツと見分けるのが難しい。プレキャリを着ている状態だとたまに分からなくなります。後ろ姿とかだとトルソーの質感とかで判断するしかなくなるんですよね。

さて、細かいところを見ていきましょう。

Patagoniaの特徴であり、見分けるポイントでもあるマルチカムに染められたベルクロ部分です。個人的に大好きなデザインです。
上のベルクロの大きさはCryeとほぼ同じ、下はCryeの半分くらいですね。まあG3はあのヘンテコなベルクロになったので、断然Patagoniaの方が使いやすそうです。

自分にとってはこれが初めてのPatagoniaのシャツだったので知らなかったんですが、肩ポケットの部分ってベルクロに追加してボタンもあるんですね。
ベルクロだけでも十分閉まってくれると思いますが、本職の人たちはロープ降下やパラシュート降下もするでしょうし、ボタンがあった方が安心なのでしょう。

カラーの部分です。G3の半分くらいの高さなので気にならなくていいですね。ジッパーにはタブが付いています。
Cryeのカラーの部分は折りたたむのが前提という感じですが、Patagoniaはこのままでも支障はありません。ただ本職の人たちを見てみると折りたたんでいるですよね。この長さを折りたたむのってかなり難しいと思うんですけど。
あとジッパーの基部が首筋に触れないように上にカバーがついている点もとても良い。高級メーカーの気配りが感じられます。

タグです。サイズはミディアムレギュラー。注意事項がつらつらと書いてあります。その後に素材表記、そしてコントラクトナンバーとNSNが書いてあります。最後にPatagoniaお馴染みのポーラーテックがデカデカとプリントされています。
CryeもG3でプリントタグになりましたが、どうやらPatagoniaは旧型のころからプリントされているそうです。

袖はめっちゃ立体裁断です。まともに広げられません。
ひじの部分はご覧の様にポケットがありまして、ここにエルボーパッドを入れることができます。残念ながら自分は持っていませんが、新品には付属しているそうです。

袖口はCryeと同じベルクロで締めるタイプ。ですが恐ろしいことにここのベルクロもマルチカムに染められています。どれだけマルチが好きなんだ…。
というか後発のPatagoniaがここまでマルチを活用しているというのに、元祖であるCryeは何してるんですかね。元祖の意地を見せるためにも、是非全体が全てマルチカムに染められたコンシャツを開発してほしいものです(必要かどうかは置いといて)。

トルソーの部分の質感はこんな感じです。そこら辺に売っているTシャツより遥かに生地が薄いです、もちろん伸縮性はありますが。
裏地にマルチカムが写っていますね。そのくらい薄いということです。肌触りは悪くありません。

袖の部分と一緒に写してみました。明らかに素材が違いますね。腕の部分はBDUと同じ感触です。トルソーの部分は毛玉のようなものが出ちゃっていますが、実際そんなに気になりません。

着心地ですが、自分が持っているG3と比べてもそんなに変わりはありません。良いコンシャツだと思います。
ただ、まだこれを着て激しく動いたことがないので、実際に動くとなると違いが出る可能性があります。特に薄いとは言えマルチカムの塗装分生地が厚くなっていると思われるので、もしかしたら熱がこもるかもしれません。

しかし十分Cryeと張り合えるコンシャツです。さすがはPatagonia、支給品に選ばれたのも納得です。
これからACや旧型L9がどんどんこれに更新されていくと思うので、陸特や空特の方は是非入手をお勧めします。




と、ここまで書いてあれなんですが、このコンシャツは友人の手に渡る予定です。
というのもタグの部分でも紹介したように、こやつミディアムレギュラーなんですね。かなりの細身な自分としてはジャケットがミディアムなのはまだ良いんですが、さすがにコンシャツとなるとブカブカ感が否めない、というのが理由の一つ。
もう一つの理由は新しく手に入ったものがある、ということなんですがそれはまた次の記事でご紹介したいと思います。それでは。
  


Posted by POPE at 17:25Comments(3)装備紹介