2017年12月22日
Urban Combat Training
ええ、そのまま。市街地戦闘訓練です。
Urbanって市街地より都市の意味の方が強いそうです。というかUrbanは形容詞なんですね、薄学なんで初めて知りました。







Urbanって市街地より都市の意味の方が強いそうです。というかUrbanは形容詞なんですね、薄学なんで初めて知りました。
11月にドイツのシュツットガルトで実施されましたSpecial Forces Advanced Urban Combat Training exerciseに10thの第一大隊が参加したようです。詳細はこちら。
ヨーロッパはやっぱりきな臭いんでしょう。10thは(というよりはSOCEURの方針か?)積極的に訓練の写真を公開してくれています。
どうもこのSFAUC exerciseは10thの隊員のスキルテストでもあったみたいです。記事に都市部におけるDAのテストと書いてあります。
そりゃ市街地戦闘なんて完全にDAですよね。市街地のSRって私服装備になりそうだし…。非対称戦を意識するなら私服装備の可能性もありますが、今回はみんなフル装備です。
さっそく見ていきましょう。

部屋に突入する前の待機状態みたいですね。
一番左の隊員は珍しくバリスティックを被っています。上に着ているのはPCU Block2のLevel5か3B。たぶん3B。
キャリアはハーネスなしのAVS。後ろに付いているのはファーストスピアのGPポーチを2つにTYRのPRCポーチ。さらにブリーチ用のショットガンを背負っています。腰は恐らくATSのモールベルトにATSのダンプポーチ、HSGIのメディカルポーチ、それと6354DOを吊るしています。
真ん中の隊員は普通にマリタイム。着ているのはおそらくPCU Block2のLevel3A。
こちらもAVSはハーネスなし。腰のモールベルトはAVS LowProfile。TYRのマガジンポーチ2つとダンプポーチ、
右の隊員も3AのPCUにAVSのハーネスなし。ハーネス取り外すのがトレンドなのか?軽量化ぐらいのメリットしか思いつかん…。
モールベルトはVTAC製、そこにTYRのピストルとライフルマガジンポーチをもりもり。
ライフルは3人ともM4 RIS2のFSP。

こちらもほぼ同じ構図。先頭の隊員の銃に注目するとまたレイルが違います。TROYのM-LOKレイルか?でもフロントサイトが露出しているような気がするんだよなあ。確証ありません。

この写真見て気付いたんですけど、みんなハイレディですね。
素人なんでハイレディはSEALsだけとか思ってたんですが、どうやら状況によりけりのようです。タクトレ関係はよくわからん。

左の隊員、JPCです。
右の隊員のAVSはちゃんとハーネスが付いています、良かった。こちらの腰にあるのは恐らくTYRのミディアムメディカルポーチ。

右の隊員、コールサインにXがありますね…。

演習の準備中。大量に並んだペリカンケースが羨ましい。
一番左の隊員、恐らくPCU Block2のLevel5。AVSの後ろに付いているのはEmdomという会社のVehicle Hydration Carrierみたいです。表面にジッパー付きのポケットが2つあったり、ベルクロを貼れたりと便利そうですね。腰には珍しく黒のTYRガンファイター、BFGのマイクロトラウマキットと6354DO。この隊員の足元にある袖が見えている服はBlock2のLevel5で間違いないでしょう。
一人挟んでコムタックを着けている隊員は恐らくLevel3a。AVSの背中にTYRのラジオポーチ、BFGのトラウマキット、ハイドレーション。
手前にいる隊員が着ているこの服はなんだ???ええ、PCU Block2だと思ったんですけどベルクロの部分が違いますね。またPCUのロットが新しくなったとかかなあ。腰にあるのはTYRとesstacのピストルマガジンポーチです。
一番右の隊員、Emdomのハイドレーションに付いているパッチ、「A56X」って書いてあります。
この訓練に参加した隊員みんなFSPです。

これ、11月末にエストニアの国防大臣が10thを訪れた時の写真なんですが、この時もFSPです。
Jackal Stoneの時はMk18 mod1とFSPで半々くらいでしたが、10thだけの訓練を見ているとほぼFSPを使っています。
フロントサイトなんてダサいと思っていましたが、実際こうやって使われているのを見るとかっこよく見えますね。欲しくなってきましたがVFCの高いんだよなあ。
やっぱり11月のドイツは寒いんでしょう。みんなPCUを着ています。以前手に入れたBlock2のLevel5もちゃんと使っているようで嬉しいです。あとパンツはPatagonia。10thのG3使用例少なすぎる。
にしても最後の写真、手前の隊員の服気になります。アークテリクスとかだったら面白いんですけど、袖口のベルクロもマルチカムなのでたぶんPatagoniaだと思います。だがそれらしいものを見つけられない、うーん…。
ところでコールサインにXが入っている隊員はJFKスクールとかの教官って話ありませんでしたっけ?
今回の訓練、冒頭でも書いたようにテストも含まれていたらしいので、このXの隊員はJFKではなくとも10thの教官、指導官クラスな気がするんですけどどうなんでしょう。
CIFもそうですけど、コールサイン分かるともっと面白くなりそうです、勉強せねばな。
それでは。
Posted by POPE at 12:57│Comments(0)
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