QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人
プロフィール
POPE
POPE
関東で装備やってます。PJメインで他にODAとレンジャー。完全再現を目指したいけどお金がない…。
サバゲ―はあんまり行きません。タイミングなくてお座敷で満足しています。
現代であればミリタリーネタ全般好きです。

2018年08月11日

軽いもの

マルイのグロック19はまだか。
SAAのグロック19使っているんですけど、なんか上手くスライドストップがかからなくて困っています。マルイの方がリコイルも良さそうですし、発売されたらすぐ乗りかえる気でいるんですが、はよ発売してくれ。冬まで待てんぞ。
そもそもグロック22なんて作っている場合じゃなかったのでは???(デルタとFBI勢に対する暴言)





今回は米軍特殊のM4系に付いている民間レイル使用例をまとめたいと思います、はい。
いや、RIS2はとてもカッコイイと思うんですけど、最近民間レイルの使用例も増えてきているので備忘録的にまとめておこうかなと。
あ、ここで言う民間レイルとは「四面全部レイルではなく、側面や下面はレイルを追加するスタイルを取った軽量レイル」のことです。
やっぱり民間レイルのカッコよさは何と言っても無駄を排除した肉抜き感!四面レイルびっしりもカッコイイんですが、いかんせん重い。その点M-LOKだのkey-modだのは必要な部分だけレイル取り付けるので軽そう。取り回しかなりいいのでは?と思います。

人数の多さ的に陸特の画像が多くなりますが、それ以外にも使っているところあれば教えてください。



まずはTROY Alpha Rail。
丸い形に丸い穴と全てが丸で構成されたレイルです。丸い穴の必要なところにレイルをはめ込んで使うタイプですね。
大量に丸が空いているので他メーカーとは見分けがつきやすい。
軽いもの
2015年10th SFG。ドイツ。Alpha 13 FDE。


次、TROY TRX Extreme Battle Rail。
こちらも丸で構成されたレイル。Alphaと良く似ています。
違いはいくつかありますが、一番見分けやすいのは取り付け部分の近く。下の部分が出っ張っていること。Alphaはストレートです。それとTRXは取り付け部分近くのネジがありません。そのせいで長さが一緒でも穴の数が違ったりします。
レプリカ売っているのでこっちの方が再現しやすそうですね。
ちなみに実物は廃盤になっているみたいです。
軽いもの
2017年10th SFG。Jackal Stone2017。TRX Extreme 9 BLK。


TROY Delta Rail
こちらも全体的な形は上2つと一緒。ただフリップアップサイトがそのまま使えるタイプです。丁度RIS2で言うFSPの立ち位置ですね。
FSPを使うためレイル自体は長い。
軽いもの
2015年274th ASOS。ニューヨーク。Delta, Carbine BLK(塗装済み)。

軽いもの
2016年83rd ERQS。アフガニスタン。Delta, Carbine FDE(?)。


TROY SDMR
TROY独自の丸穴に加えて、横方向にkeymodを備え付けたレイルです。
前方には少し四面レイルになっている部分があります。ライトもレーザーも前に付けることが多いので合理的です。
軽いもの
2015年10th SFG。ドイツ。SDMR Rail 13 FDE(?)。


TROY VTAC Alpha Rail
こちらは上のAlphaレイルとは別物。どうやらVTACと共同開発したレイルみたいですね。
元々VTACにExtreme Railというものが存在したようですが、それをTROYが改良したようです。
TROYのAlpha/TRXシリーズが独自の丸穴にこだわっているのに対して、こちらはみんな大好きM-LOKを使っています。個人的には丸穴の方が好きです。
軽いもの
2014年10th SFG。Jackal Stone2014。VTAC Alpha Rail 11 FDE。

軽いもの
2015年。10th SFG。ドイツ。VTAC Alpha Rail 11 BLK。


TROY VTAC Delta, Carbine
こちらも同じようにVTACとの共同開発。上のDeltaレイルとは違うものです。やはり丸穴ではなくM-LOKを使っています。
軽いもの
2014年3rd SFG。ハルバートフィールド。VTAC Delta, Carbine BLK。

軽いもの
2018年10th SFG。ドイツ。VTAC Delta, Carbine FDE。


(2018年10月22日更新)
TROY M-LOK, 5.56,Aluminum
こちらはTROY単体で開発したM-LOKのレイル。航空機用のアルミニウムを加工して製造しているようで、軽量に造られているそうです。
軽いもの
2018年10th SFG。ネリス空軍基地。M-LOK, 5.56, Aluminum, 11 BLK。


Geissele  Super Modular Rail MK2
最近ノリにノッているガイズリーのレイルです。MK1から16まであります(欠番あり)が、だいたいは現在廃盤。これはその廃盤になったMK2です。
骨組みって感じの肉抜きレイルが特徴的ですが、ロットの違いによって色々仕様が違うみたいでわけわかりません。
軽いもの
2014年7th SFG。Fuerzas Comando2014。 Super Modular Rail MK2 9.5 Black。


Geissele Super Modular Rail MK4。
このMK4、色々とバリエーションがあるようで、今発売しているのはM-LOKのバージョンです。
他にも下の写真のように前のロットではM-LOKではないバージョンも発売していたようで、公式HPではmod0としていました。現在は廃盤です。
軽いもの
2017年SWTG。フォートブラッグ。Super Modular Rail MK4(mod0) 13 Black。


Geissele Super Modular Rail MK14
結構新し目のガイズリーレイルです。数字が増えるごとに洗練されたデザインになっていく気がします。
似たレイルにMK13がありますが、あちらは先端の上下左右に20㎜レイルが付属したバージョン。どちらもM-LOK。というかガイズリーは自社規格をやめてM-LOK採用の方向です。
軽いもの
2017年1st SFG。JBルイスマコード。Super Modular Rail MK14 M-LOK 13 DDC。


Geissele Super Modular Rail HK
デルタで使っていることが判明してから一気に知名度が上がったレイルです。こちらはM-LOKに見せかけた自社規格みたいですね。
マルイのデルタカスタムもこのレイルを模しています。実際クソカッコイイ。
軽いもの
2016年CAG。ブルキナファソ。Super Modular Rail HK 10.5 DDC。

軽いもの
2017年CAG。シリア。Super Modular Rail HK 14.5 DDC。


Noveske NSR Keymod Rail
ハイダーで有名なNoveskeが製造しているレイルです。左右と下にkeymodが、トップは普通のレイル。M-LOKバージョンもあります。
よく似たものにNHRもありますが、あちらは下の面も普通の20㎜レイルが付いています。
軽いもの
2018年212th RQS。ハワイ。Noveske NSR 9 Rail Keymod System。


CIM Tactical Slim Quad Rail
ロゴがとてもカッコイイCIM Tacticalという会社が作ったレイルです。面白いのはレイル横中央をバッサリ切り捨てていること。レイル先端と取り付け部には横にもレイルがありますが、軽量化のためか中央部分には穴すらありません。
実際レイル横中央に何を付けるかって言われたら確かに悩みますし、ライトもレーザーも先端に付ける人が多いのを考えると合理的な感じがします。その分細身で握りやすいのならなお良し。
軽いもの
2018年10th SFG。アフガニスタン。Slim Quad Rail 13.5 Black。

(2020年4月11日更新)
Bravo Company KMR ALPHA 9
BCMのKeymod採用レイル。長さのバリエーションが豊富にありますが、10.5のCQBバレルに対応するのは恐らくこの9インチのレイルでしょう。
軽いもの
2020年2月3rd SFG(?)。ウズベキスタン。KMR ALPHA9 Black。

Remington Defense Remington Accessory Hand Guard
嘘か本当か、DEVGRUが使っていると噂の416用レイルシステムです。銃器業界でレミントンと言えば知らない人はいないでしょうが、その子会社であるRemington Defenseが作っているようです。なんか形と言い構成と言いガイズリーに似ている気がするなあ。M4用もあるみたいですね。
ビンラディン殺害の時には使用していたとかいう話もありますが、真偽は不明です。DEVGRUの写真はだいたい純正だった気がするんですけど。
ただまあ画像検索したら使用例がないことはなかったので使っているのは本当でしょう。
軽いもの
年代不明。部隊不明(99%DEVGRU)。場所不明。Remington Accessory Hand Guard-416S 10.39 Black。元の写真はマークオーウェン氏が上げていたものらしいです。


NcSTAR AR-15 M-LOK Handguard-Carbine Extended
めちゃめちゃ細いレイルです。TRX/Alphaより細いんじゃないか?それなのに丸型ではなくちゃんと角がある不思議な形をしています。
それにしても根強いFSP人気は何ででしょうね。そんなに物理サイトを使いたいか?
軽いもの
2016年103rd RQS(?)。Southern Strike 17。AR-15 M-LOK Handguard-Carbine Extended 13.5 Black。


BARNES PRECISION MACHINE  PSFFRS Ultralite Extreme Free Float Rail System
これは番外編。民間レイルというよりもはや民間ARの域ですね。ただあまりにも有名な写真なので紹介します。
最初はなんか構成がTROYっぽいなと思って探しまくったんですが見つからず、その他レイルを探し回っても見つかりませんでした。
仕方ないので部隊名から探していったら3 MADE ISSUEさんのブログにたどり着いて答えを得ました。
なぜ見つからなかったのか。それはこのレイルが単体としては売られていないからです。このBPMの製品はアッパーレシーバーのセットなのです。
ただこの写真のバージョンがセットなだけで、M-LOKの溝が掘られているバージョンは単体でも売っているみたいですね。
レイルとしてはごく普通の民間レイルです。横にもレイルが取り付けられます。下部の留めるところとか放熱孔とかTROYに似てると思ったんですが、何も関係ないようで…。
軽いもの
2014年3rd SFG。アフガニスタン。Complete Upper Receiver CQB 16 Ultralite ExtremePSFFRS Ultralite Extreme Free Float Rail System 14.5 BLK。
なおこの隊員は元のセット構成が12.5インチのレイルを14.5インチにカスタムして注文しているみたいです。+25ドルです。ちなみにロアも民間用らしいです。


Geissele Super Modular Rail MK16
こちらも番外編。ついに民間レイルが米軍正式採用になった。
ガイズリーが開発したSMRの最新バージョンがSOPMOD Block3としてUSASOCに採用されました。つまりRIS2シリーズの後継です。
こちらもレイル単体販売は行われず、Upper Receiver Group-Ⅰとしてアッパーレシーバーとセット販売です。そのうち単体でも販売される気がしますけどね。
数年後の陸特はみんなこのレイルを付けるようになります。恐らく陸特だけでなく他軍も採用するでしょう。
軽いもの
Upper Receiver Group-Ⅰ。Super Modular Rail MK16 13.5 DDC。






現状自分が持っている写真ではこんなところですかね。意外に思えるほど民間レイルの使用例は多かった感じがします。
何より圧倒的に強いのはTROY。こんなに様々なバリエーションが確認できるとは思っていませんでした。レプリカならTRXが、それ以外にもTROYは国内でも手に入りやすそうなので、他のレイルに比べれば再現は簡単そうです。
ただ新興勢力と言いますか、ガイズリー各種もどんどん増えてきています。何より正式採用されるくらいですから評価は高いんでしょう。軽量レイルであるMK16が正式採用となった今後、このような民間レイルは一掃されるのか、それとも一定数残るのかは非常に興味深いところです。
それと、海軍海兵隊はあんまり民間レイルを見かけませんね。自分が持っている画像が少ないということもあるんでしょうけど、それにしても海軍省系は陸空とは別の方針みたいなのがある気がします。海での使用が多くなることを前提とする別の基準があったりして。
装備再現にあたっては陸特でも空特でもRIS2が一番無難でしょう。民間レイルの使用例はあくまでも一部ですから。ですが、MADBULLの発色が気に入らないとか、それでも軽いレイルが欲しいという理由であればご紹介した民間レイルも十分選択肢に入ると思います。是非自分に合ったレイルを選んでみてください。
それでは。




タグ :まとめODAPJ

同じカテゴリー(まとめ)の記事画像
STS PJ装備
私、飛びます!
アタッチ to  ODA
レンジャーとピストル
要人警護
同じカテゴリー(まとめ)の記事
 STS PJ装備 (2019-05-09 09:48)
 私、飛びます! (2018-06-28 11:42)
 アタッチ to ODA (2018-02-22 13:05)
 レンジャーとピストル (2017-12-25 14:28)
 要人警護 (2017-11-24 17:21)

Posted by POPE at 13:28│Comments(2)まとめ
この記事へのコメント
こんにちは。擦り合わせ済みSAAグロック19を17用CO2マグで使っております。関東ではCO2を使えるフィールドが少ないけど、スライドもスプリングも重くてリキチャだと作動がイマイチだし…悩ましいですね。
海軍では耐候性というか、海水への対腐食性がかなり重視されていると思います。…が、それより重要なのは、小火器の調達に予算不足が影響しているようです。シールズ隊員はツアーが終わると銃を返納し、ツアーで別の隊員が使うといった現状が問題になり、2016年にダンカン・ハンターという議員が隊員からの陳情を受けたようです。議会には「現場を離れるまでずっと個人貸与にできるよう、ライフルの数を増やせ」と提案されたようです。
銃の個性が他軍種より少ないのは、個人が自分の使う銃に金をかけてもいずれ返納するのであまり意味がないし、官給品にトンガった民生品を採用して汎用性が失われるのは貸与する側も都合が悪い、そもそも予算がない、ということではないかと推測します。
海兵隊も常に予算不足で、「刺せれば十分」という痩せ我慢で銃剣を40年近く更新しなかったり、装具をコヨーテブラウンにして砂漠でも森林でも使い回せるようにしたりと苦労が絶えないようです。
「古いのより便利」「使いやすい」といった理由では予算はつかないので、「老朽更新」「この新機能がないと隊員の生命が脅かされる明確な証拠がある」といった理由がないと厳しいという現実が…。
長文失礼しましたm(_ _)m
Posted by m14gbbshooterm14gbbshooter at 2018年08月12日 09:59
>m14gbbshooter様
こんにちは。やはりグロック関係は皆様苦労していらっしゃるようで…。
なるほど、予算ですか。そのライフル使いまわし云々の記事は自分も見た覚えがあります。
確かに予算不足となると部隊として民生レイルを買う余裕なんてなく、隊員個人がカスタムしようにも使いまわされることを考えると無理がある、と。
お金が無いというのはどの立場でも辛いものがありますね。かのNAVY SEALsですらお金には勝てない…。とても納得してしまいました、本当にそれが理由の一つにありそうですね。
海兵隊も予算の取得元が海軍なことを考えると予算不足は同じ状況なんでしょうね。特にMARSOCなんて新設組織だからという理由もある気がします。
疑問なのは果たしてSOCOM予算として取得されているであろう各軍特殊の予算の内、海兵隊はやっぱり海軍経由なのかという事ですが、まあそもそも特殊部隊の増勢を急ピッチでやっている状況ではどの軍も変わらないのかもしれません。
そうするとやはり人員と歴史がある陸軍が強いという事なのでしょうかね(よく考えたら今回の空軍の写真は全部RQSなので非特殊ですね、AFSOCもそんなに予算貰っていない可能性…?)。余裕がある組織はいいなあ。
Posted by POPEPOPE at 2018年08月13日 01:31
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。