2017年11月06日
Crye Precision G3 Field Shirt & Pant
気付けばもう11月ですね。気温は相変わらず低いですが、たまに暖かい日もあるという気候。























個人的には寒暖差でやられるからこの微妙な感じは嫌いです。
さてやっと上下揃ったのでご紹介します。
Crye Precision製G3 Field ShirtとG3 Field Pantです。
コンバットの方は人気ですがフィールドとなるとあまり持っている人がいないようなのでレビューしようと思います。
まずは上から。
沖縄放出のものらしいです。ヤフオクの説明欄にはそう書いてありました。
沖縄でG3のフィールドを使っている可能性がある部隊なんてかなり絞られますね。1st SFGか353d SOGでしょう。
肩ポケットの部分にはG3の特徴的な細長いベルクロと、Crye製の証であるロゴ入りテープ。このテープはG3のコンシャツから付けられていますね。
ペン差しが付いている部分も含めてコンバットシャツと全く変わりません。
ひじの部分はコンシャツと同じくエルボーパッドを入れることができます。パッドが露出しないG3タイプ用です。
胸ポケットはACと違って埋め込み式に。お陰でポケットもこの様に少ししか開きません。
ポケットが独立していたACの方が使いやすいと思うんですが、G3がACの改良版ということを考えると現場の人達はこっちの方が良いということなんですかね。
胸ポケットの横は外側だけ縫い付けがありません。この様にパカパカします。かといってここに手を入れても何もありません。ほんとなんでこんな構造にしたんだ…。
ご存じの通り空軍特殊はG3やACをBDUのように運用しているので、自分もそれに倣ってヘタレンジャーさんにネームテープと階級章のベルクロを縫い付けて頂きました。
と言ってもこれを入手した時はネームテープを剥がした跡みたいなのがあったので、その跡の上にまたネームテープを縫い付けてもらうということだったんですが。
ヘタレンジャーさんにはベルクロの色からサイズまで調べていただいて非常に丁寧な縫い付けをして下さいました。この場を借りてお礼申し上げます。
タグです。 い つ も の SM R 。自分的にはXSでもいいくらいなんですが、流石にそのサイズは中々放出されないので…。
ACのタグ見たことないんですが、G3のタグはプリントで非常に綺麗。あとタグが巻かない。首にチクチクするのは煩わしいですからね。
襟を立てるとこうなります。ただミリフォト見ていると襟を立てている場面ってほとんどない気がします。
前を留めるのはボタンですが、一番上だけボタンが露出します。他は全部隠れる構造です。
面白い構造なのがこの襟を留めるベルクロの部分。使わないときはこうやって折りたためるようになっています。
これのおかげで襟を開いたときにベルクロの部分がヒラヒラしないで済みます。
背面はこんな感じ。特に言うことはないです。
次はパンツ!こちらはサイズがなかったので直接Cryeに発注。フィールドパンツの放出って中々見ないですよね。
どうでもいいんですけど、イギリスでパンツって言うと下着のほうになるらしいです。
普通に二―パッドを入れるところがないG3って感じです。すその部分はPCUのパンツみたいに絞るためのコードがあります。
社会の窓はジッパーと上にボタン。このボタンもシャツと一緒で前に露出しないようになっているんですが、留めにくいことこの上ない。
普通にコンパンと一緒でベルクロ留めで良い気がするんですがね。
一応こんな感じで膝のところに何かインサートできるポケットはあるんですが、どう考えてもG3二―パッド用じゃない。いったい何を入れるためのものなんだ…?
パンツのロゴ入りテープは左足の後ろポケットにありました。G3シリーズは必ず入っているみたいです。
タグは左尻ポケットの裏地にプリントされています。ええ、サイズを見て分かる通り自分のウェストはクソ細いです。ガタイ良くしなきゃ(使命感)。
ちょっとボケていますが後ろ。とにかくポケットが多い。
コンパンも多かったですが、フィールドは日常でも使えなくはなさそうなので、ポケットが多いと便利です。まあ日常で使うなら色を単色のものにすると思いますが。
以下使用例。

10th SFG。マリタイムを黒に塗装していてかっこいいです。
ところで雪積もってるレベルなんすけど、フィールドシャツ程度で寒くないんですかね。

75レンジャー。犬背負っているのでK9だと思います。下はACのコンバットパンツ。

同じくレンジャー。左のマークスマンらしき人がG3フィールドシャツです。
この人が持っている銃ってM110ですかね。スナイパー系には詳しくないので自信ないです。
PJ!!AFSOCのPJじゃなくてアフガンに派遣されているRQSのPJです。
AVSにイーグルのポーチマシマシだとレンジャーと見間違えます。

17th STS。AFSOC隷下の部隊での式典での使用例は結構あります。みんなACかG3のフィールドです。空軍は金持ち。
着た感じは官給のBDUとそんな変わりません。素材的に言えば官給の方が色々混ぜているので高価な感じもしますが、向こうは桁違いの大量生産ですらね。
G3はナイロンコットン50/50です。コンバットシャツのほうはトルソー部分がFRですが、フィールドの方は特に何も書いていません。
これに関して正直言ってしまえば自己満足ですね。普通に戦闘や訓練ではコンシャツコンパンが使われていますし、正装は官給BDUでも事足ります。というか陸軍とかは官給BDUがほとんどです。
ただまあ官給はつまらない、一味違ったBDUが欲しいとなった人にはお勧めです。アークテリクスやTRU-SPECより断然使用例があります。
フィールドシャツはヤフオクとかでもそこそこの値段で売っていますので是非。
Posted by POPE at 16:16│Comments(0)
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