QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人
プロフィール
POPE
POPE
関東で装備やってます。PJメインで他にODAとレンジャー。完全再現を目指したいけどお金がない…。
サバゲ―はあんまり行きません。タイミングなくてお座敷で満足しています。
現代であればミリタリーネタ全般好きです。

2018年02月12日

STSとRQS

CryeからG4シリーズが発表されましたね。
G3も段々と部隊に普及してきたこのタイミングで新製品投入です。相変わらず更新サイクルが早い。
今回のG4で自分が一番注目しているのは肩ベルクロがマルチカムに染められたことですかね。Patagoniaに遅れること数年、やっと本家の意地を見せてくれました。が、今のPatagoniaはトルソーまでマルチカムになっています。必要かどうかは議論があるところだと思いますが。
ベルクロの形は官給スコーピオンW2みたいな感じになりましたね。あとニーパッドの表面ェ…。
オプスコアも新しいFASTシリーズを発表しましたし、数年後の特殊部隊はこれらを装備しているかもしれません。追いつけねえ。



本題です。
上のようなタイトル付けましたが、別に部隊解説ではありません。最近の空軍ネタ2つを紹介しようと思ったらこういうタイトルになりました。
ちなみにPJだったらSTSとRQSの違いなんてほとんどありません。STSの方が若干マリタイム多いかなってくらいです、たぶん。
まあそれを今からミリフォト使って証明するんですがね!!!


一件目は去年の11月にハルバートフィールドにお偉いさんが来た件です。詳細はこちら
マーク・E・ミッチェル国防次官補代理(特殊作戦/低強度紛争担当)という方がハルバートフィールドを訪問し、空軍特殊の部隊を視察したらしいんですけど、このミッチェル氏実は5th SFGにいたバリバリの元特殊部隊員で、殊勲十字章まで授与されている英雄らしいです。

そんな方が空軍特殊の本拠地であるハルバートフィールドで出迎えられました。出迎えたのは26th STS。わざわざキャノンから飛んできたみたいですね。


STSとRQS
左の方がミッチェル氏、右は24th SOWの司令官です。
ミッチェル氏が着ているのはEAGLEのAERO。CMSAFの時にも登場していました、お客さん向けなんでしょう。
ヘッドセットはコムタック3。空軍なのでもちろんデュアル。
右の司令官はG3のフィールドです。空軍特殊は本格的にG3をBDUとして使っているみたいです。金持ちだなほんと。ただ一般のOCPも見るので階級にもよりそうです。偉い人ほど良いBDUを着ることができる!

STSとRQS
26th STSのデモンストレーションに参加するミッチェル氏です。CMSAFの時と違ってバリスティックヘルメットですね。マウントはスケルトンの方。
手に持っているMk18 mod1にはVTACのスリングを付けています。

STSとRQS
Mk18 mod1を射撃するミッチェル氏です。さすが元軍人なだけあって構え方がとても綺麗です。
Mk18にはEXPS-3、WMX200、LA-5とスタンダードなアクセサリーが付いています。ストックはブッシュマスター。最近ブッシュマスターに回帰しているんですか?
銃の先端に付いている黄色いものはシュアファイアのブランクアダプターです。これ、訓練で必要なブランクアダプターをSOCOMサイレンサーと同じ形にすることによって実戦と訓練の感覚の差を縮めることができます。レンジャーも使っていました。シュアファイアは頭が良い。

STSとRQS
さて、STSの装備です。
左手前のPJはバリスティックにHEL-STAR 6を載せています。ヘッドセットはComtac4です。最近よく見るようになってきました。
JPCの背面にハイドレーション。ベルトはTYRのガンファイター、左腰にメディカルポーチ、右腰はホルスターにグロックを入れています。
服が分からない…。CryeでもPatagoniaでも官給でもないぞこれ。ECWCSとかかなあ。
右の隊員はバリスティックにマンタ、ヘルメットカバー、カウンターポーチ、ヘッドセットはComtac3です。服はG3ですよ!!
興味深いことにこの隊員はJPC2.0です、背中のジッパーで分かりますね。米特だとデルタと空軍でしか見たことないんですが他にも使用例ありましたら教えてください。
奥の隊員はコヨーテのJPC着ています。マルチよりいいのかなあ。服はACです。3人ともガンファイターベルト付けてて笑っています。陸特でも使用例急増中だし一本買おうかな。

STSとRQS
ミッチェル氏ではないおじさんがM2撃っています。
右端の隊員が持っている銃のオプティクスに注目。最近見るようになったVortex Razor HDだと思いましたがよく見ると違います。
恐らくトリジコンのAccuPower 1-8×28だと思います。ショートスコープ系は使用例が増えてきました。Razorの方はELCANの後継になるそうです。

というのが26th STSのお話。あまり隊員の画像がなかったのでアレですが、装備のイメージは分かって頂けたかなと思います。


次は今年の1月にハワイで行われた訓練のお話です。詳細はこちら
この訓練ではアラスカ州兵の212th RQSとハワイ州兵の航空部隊である1-171st Aviation Regimentが共同で訓練したそうです。171stはCH-47Fを装備しているみたいですね。

さて、この訓練に参加したRQSのPJの装備を見ていきたいと思います。

STSとRQS
はい、右の隊員がPJ、左の隊員は171stでしょう。171stのM4がモブい感じなのは航空科だからか。
PJはCryeのACにバリスティックと標準的な構成ですが、プレキャリがレンジャーグリーンの何かです、何だこれ?
なんか作りからして年代古めな感じがします。パラクレイトとかかなあ。知識が浅いのでマルチカム以降じゃないとわかりません。というか下にPACAソフトアーマーみたいなの着ています。腰にはYatesのハーネス。
銃はMk18 mod1と思わせといて普通のM4にDDのオメガレイルを付けています。オプティクスはEotech552、ライトはシュアファイア、レーザーはPEQ-15の方ですね。CTRストックが最新感を醸し出していますが、やはり一般部隊のライフルって感じです。

STSとRQS
こちらの隊員はSTSに近い装備をしています。ヘルメットはマリタイム、Comtac3、PVS-31にHEL-STAR 6。
頭だけ見れば最新です。というかRQSでのマリタイムとPVS-31の使用例初めて見ました。STSにはかなり行き渡っているので一般にも配備が始まったという事か。

STSとRQS
同じ隊員です。
キャリアはJPC、フロントにTenSpeedのマグポーチ。銃は普通のM4。こちらもやはりPEQ-15です。頭の上にパッチが付いています。

STSとRQS
これが一番の驚きです。Exfilのバリスティックってマジか、STSですらそんな見ないのに。
マリタイムにExfilにとアラスカ州兵は金持ちみたいです。
左の隊員はTYRのPICO、真ん中2人はJPC、右の隊員はAVSのハーネスなしだと思います。
最近のRQSPJのトレンドはPICO/PICO-MVとJPC2.0です。どちらもそこそこのお値段します。

STSとRQS
担架で負傷兵の人形を運んでいるPJ達です。前の隊員はさっきの写真の真ん中左の隊員ですね。
頭はExfilのバリスティックにPVS-31とHEL-STAR 6、Comtac3です。HEL-STAR多いです、最近マンタを見ません。
キャリアはJPC、カンガルーとテンスピード合計で6本もマグを入れられます。ただテンスピードはマグ以外にもスモークやフラッシュバンとかを入れられるので、6本持つことは少ないでしょう。現にこの隊員もサイリウムを入れています。
さらに左脇にはTYRのマグポ、ここには止血帯を挿入。その横はメディカルポーチですかね。PTTが新型のNEXUSです。
銃はまためんどくさいレイルを付けています。たぶんNOVESKEのNSRかな。普通のM4使ってくれ…。いやまあカッコイイからいいんですけど。
オプティクスはAimpoint Micro T-1。そういやEotechって温度問題であんだけ騒がれたのにまだ全然使っていますね。
ハーネスはなんとアークテリクスです。てっきりアルパインポッドとか安い系だと思ってたらブランド物でした。ハーネスに始祖鳥のマークとかかっこよすぎるだろ。
後ろの隊員はさっきのマリタイム被った人ですね。

STSとRQS
ちなみに何故か知りませんがこの訓練にはJTACも参加していたみたいです。ヘリの誘導とかやっているみたいですが、どこの部隊か書いてありません。ハワイだと25th ASOSがいますが彼らか?それともRQSにJTACが配置されている可能性…?うーん分かりません。
左の隊員、バリスティックにヘルメットカバー、HEL-STAR 6とここまでは定番ですが、ヘッドセットはTEAのHi-Threatです。
TEAってNexusPTTでは有名だけどヘッドセットなんて出してたかな、って思ってたらINVISIOシリーズってTEAなんですね。
プレキャリはSKDのPIGです。横田で320th STSのPJが着ていました。前面にはTACO3つ、そしてGear Discとかいう斜めに取り付けられるアダプターを介してもう一つTACOを付けています。これかっこいいな。右脇のラジオポーチはTAC-T製。
服はG3、ベルトはお馴染みTYRガンファイターです。
それと右のJTAC、装備は良く見えませんが気になる点が一つ。腕を見てください、これApple Watchでは?


以上です。ちょっとSTSの写真が少なかったですがそんなに違いがないという事が分かっていただけたかなと思います。
というか今回の比較だとSTSよりRQSの方が色んな装備を導入しています。RQSにもPVS-31の配備が始まっていることが意外。PVS-15の後継と考えるとフォースリーコンとかにも配備が始まる気がします。
所属は違えど主な任務はほぼ一緒。装備に違いが少ないのも自然な事です。
空軍は特にRQSの方で多種多様なレイルを使っているのが目立ちます。下手をすれば陸特よりバリエーションが多いかもしれません。KeymodだのM-LOKだのRIS2とはまた違ったかっこよさがありますね。
今回の写真を見て言えることは一つ、JPCは最強!!是非買いましょう。自分は持っていませんが。


あ、24th STSだけは別格です。彼らは所属が所属ですから普通の部隊とは一線を画しています。
デルタが使っているガイズリーレイル付きの416だったり、海軍のHK45使っているそうです。
デルタやDEVGRUへのアタッチが多いせいか装備もそちらに似通っています。この前写真で見た隊員なんて完全にDEVでした。
24th STSの装備やるのであればデルタやDEVGRUの装備を集めた方が近道かもしれません。





同じカテゴリー(ミリフォト)の記事画像
24th STS その2
Invincible Sentry 2020
SCAR-Lの亡霊
防寒着
24th STS
適当考察
同じカテゴリー(ミリフォト)の記事
 24th STS その2 (2020-04-18 11:00)
 Invincible Sentry 2020 (2020-04-11 19:31)
 SCAR-Lの亡霊 (2020-02-18 13:37)
 防寒着 (2020-02-17 12:10)
 24th STS (2020-02-16 17:31)
 適当考察 (2019-03-09 10:52)

この記事へのコメント
JPC 2.0ですが、陸特でも使用例ありますよ
https://www.dvidshub.net/image/2238011/competition-tests-sf-soldiers-athleticism-accuracy-under-stress
Posted by Kαcky at 2018年02月26日 18:23
>Kαcky様
ありがとうございます!これでJPC2.0を買う理由ができましたw
Posted by POPEPOPE at 2018年03月05日 00:04
他にもMARSOCでCBのJPC 2.0の使用が確認されていますね
LEではHRTでMC、SecretServiceでBKのモノが確認されていますよ
Posted by Kαcky at 2018年03月10日 20:41
>Kαcky様
ほうほう、かなり広がっているんですね。やはり軽量プレキャリはJPCシリーズが強い…。
Posted by POPEPOPE at 2018年03月25日 03:17
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。